東海岸

︱鵝鑾鼻公園︱
鵝鑾鼻は至る所で見られる自然のサンゴ礁の景観が最大の魅力です。240種類もの植物のほか、動物も数多く、美しいキシタアゲハ、オオゴマダラが風に乗って舞う姿も見られます。鳥類はクロガシラ、ヒメマルハシ、カササギが多く、毎年9月(旧暦白露前後)にはシベリア、中国大陸から来るアカモズの大群が見られます。園内には約5000年前の先陶文化の先史遺跡もあり、すばらしい景色と歴史・文化をあわせ持つ見所となっています。

 

︱鵝鑾鼻灯台︱
鵝鑾鼻は中央山脈の最果てにある台地の最南端にあり、バシー海峡を隔てて遥か向こうにフィリピンが見えます。「鵝鑾」はパイワン族の言葉「帆」の音訳で、附近の香蕉湾に船の帆に似た石が鼻のように突き出していることから名付けられました。清の光緒8年(西暦1882年)に航海の安全を守るため、イギリスの技師によりここに灯台が建てられました。台湾が日本に割譲され、清軍が撤退する時に、灯台は爆破され、光緒24年に再建されました。第二次世界大戦の時、地理的に重要な位置にあったことから、何度も爆撃に遭い、台湾復興後にもとの姿に修復されました。高さ21.4m、光達距離20海浬、「東南アジアの光」と呼ばれ、史跡保存区になっています。

 

︱龍磐公園︱
龍磐公園は墾丁国家公園の東部海岸にあり、太平洋に面し、珍しい切り立った崖が見られる海岸地形を形成しています。海岸にある台地は草が青々と茂り、日の出、星を眺めたり、太平洋の絶景が見られます。特に毎年4月は南十字星がよく見え、附近は人家が少なく光の妨げがないことから、遠くから大勢の人が星を見に訪れます。風景を眺める観光客のために特別に佳鵝公路沿いに臨時駐車場が2箇所設けられています。

 

︱風吹砂︱
東海岸の鵝鑾鼻から佳楽水の中間に位置する風吹砂は、鵝鑾鼻から約7kmの距離にあります。夏の雨期に、窪地に水がたまり、砂が地形をつたって海に流れ行く際に川となりました。冬の東北季節風が吹き付けると、砂が岩の斜面に沿って崖の上に吹き上げられます。この2つの逆行運搬作用により風吹砂の特殊な地形が形成されました。その後道路が建設され、麻黄の防砂林が作られ、昔ほどのすばらしい景観は見られなくなりました。

 

︱港口吊橋︱
港口村の港口溪の河口にあり、秋、冬になると水が少なくなり、ここに「沒口溪(河口のない川)」の様子が吊橋の上からはっきりと見えます。港口村は台湾最南端にある茶園です。ここで栽培される「恒春三宝」の1つと呼ばれる港口茶は、清朝に福建省から持ち込まれた茶種で、気候と土質の影響により、茶葉の葉が厚く、水分が少ないため、苦味があり、濃く、何度も入れられるのが特長です。お茶の好きな方はぜひお試しください。

 

︱佳楽水︱
佳楽水のもとの名称「佳落水」は、滝を意味する閩南語です。1975年、蒋経国の巡視の時、安和楽利(平和で愉快)の意味を取って「佳楽水」と改名されました。ここは太平洋に面しており、砂岩とサンゴ礁が長期にわたり強風と波で侵食され、カエル石、ウサギ石、蜂の巣岩等の珍しい形の岩となって残っています。また彩り豊かな熱帯魚、イセエビ、九孔、カサガイ、トビハゼ等の海洋生物が大変豊富で、沿岸の黒潮流域も最適の釣り場となっています。

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